熊野洞の仙台箪笥
全ての工程を一貫した「手しごと」によって製作
仙台箪笥は、江戸時代末期より仙台に伝わる伝統工芸品です。
刀や羽織を収納するために使用されていたもので、男持ちの箪笥であったことから「四尺爺呂箪笥」とも呼ばれています。
作業工程は大きく榡地・手打ち鉄金具・漆塗の3つに分かれ、熊野洞ではこれら全ての工程を一貫した「手しごと」によって製作しています。
仙台箪笥は、江戸時代末期より仙台に伝わる伝統工芸品です。
刀や羽織を収納するために使用されていたもので、男持ちの箪笥であったことから「四尺爺呂箪笥」とも呼ばれています。
作業工程は大きく榡地・手打ち鉄金具・漆塗の3つに分かれ、熊野洞ではこれら全ての工程を一貫した「手しごと」によって製作しています。
箪笥の本体部分は欅材、引き出し部分は桐材で製作しています。
引き出しの組立には自家製の木釘を使用し、木材の乾燥は気候風土に常に気を配りながら乾燥させます。
※欅は仙台の市木として指定されています。
数百種類のタガネを使用して鉄板の表面を線彫りし、裏から打ち出して立体的にした後、ヤスリをかけます。仕上げは黒漆による焼付です。
「木地蝋塗」(きじろうぬり)という欅の木目を生かした手法で堅牢な下地をつくった後、塗り・研ぎ・乾燥を何度も繰り返し磨き仕上げでツヤを出します。
この丁寧な工程を経て、仙台箪笥の代名詞とも言える、美しい赤茶色の光沢が生まれます。